MMORPGってどんな意味?

2019-06-20 10:00:00

近年スマホでゲームをやる人が増えてきましたが、探してみると本当にいろいろなアプリがあります。

中でも自分が最近になってスタートした『Goddess ~闇夜の奇跡~』というゲームは女神と共に世界を救う王道ファンタジーで、神秘的な世界観と美しいグラフィック、豪快な戦闘アクションなどが持ち味となっていて、もはやスマホ向けのゲームとは思えないクオリティの高さです!

そしてこのGoddessはMMORPGに分類されるゲームですが、このMMORPGというのは筆者もそれまであまりやったことがなく凄くややこしいゲームだなと感じました(;^^

やったことのある人ならわかると思いますが、フィールドをいろいろなプレイヤーが操作するキャラで埋め尽くされて誰がNPCキャラなのか区別がつきにくいです。

ゲームをやったことのない人からしたらMMORPGって何? おいしいの?と素朴に思う人もいることでしょう、今回はそんな人の為にMMORPGとは改めてどんな形式のゲームなのか、楽しさや今後注目となるスマホの新作MMORPGをご紹介していこうと思います!

◆MMORPGってどんなゲーム? 特徴は?

MMORPGについて改めてその意味について解説します。

略さない正式名称はMassively Multiplayer Online Role-Playing Gameということで、日本語に訳しますと大規模多人数同時参加型オンラインRPGとなります。

特徴としては常にゲーム世界が存在して、リアル世界と同様に時間が流れています。

それまで販売されていたゲームではゲーム機の電源を入れた時にしかプレイヤーは遊べず、時間と言う概念もストーリーが進むというだけで基本的にないものでした。(ドラゴンクエストなど昼と夜が交互に来るという単調な流れとは別物です。)

またセーブデータもプレイヤーが任意のタイミングでセーブコマンドを使用しないとデータが記録されないという仕様でしたが、MMORPGでは行動が逐次サーバに記録されます、この点に関しては現在のスマホゲームほぼ全てに当てはまります。

単純にプレイヤーがセーブし忘れる心配がなくなるというメリットもありますが、最大の理由はMMORPGではプレイヤーは1人だけでなく、その他大勢のプレイヤーもいるということです。1人のプレイヤーがセーブされたデータからやり直すということになると、その他のプレイヤーの操作と矛盾を引き起こしてしまうことになるので、これを避けるためにもサーバ側で記録するしかないのです。

【MMORPGの起源について】
MMORPGの起源ともいうべきゲームは1970年代後半でアメリカで誕生したと言われています。最初の頃はそれこそ大学のサーバで実験的に複数人数でプレイできるゲームを作成していただけでしたが、それが実用化されて商業サービスとして提供する会社が1980年頃に出てきました。
1990年代中盤以降はインターネットが爆発的に普及し、さらに時間単位料金で使えるパソコンを用意したインターネットカフェも多く誕生してMMORPGも多数制作されるようになりました。

【FF初のMMORPGが誕生】
この流れは日本でも同様に起きて、数多くのMMORPGが制作されてきました。
中でも印象的だったのはやはり『ファイナルファンタジーⅪ』の登場です。RPGの中でも根強い人気を誇っていたシリーズ作品でしたが、ここにきて初のMMORPGとして世に出されることになりました。

特にFFⅪでは壮大な実験として、それまでのMMORPGよりもさらに大きなボーダーレス化が実現しています。機種別・国別・言語別にサーバを分割せずに、全てのプレイヤーを同一のサーバ環境に収容していて、日本人やアメリカ人など異なる国籍のユーザともコミュニケーションが取れるようになっています。

【MORPGとは違う?】
似たような言葉でMORPGというものがありますが、意味としてはMultiplayer Online RPGとなるのでほぼ同じですが、違いとなるのは人数です。
MMORPGでは一つのゲーム世界で数百人、数千人が同時に参加できるのが特徴ですが、MORPGではゲーム世界へ入るためのロビーやルームと言った特徴的なシステムが存在することが多く、これによって参加人数を意図的に制限しているのが特徴です。

ロビー・ルーム制を採用しているゲームがMORPGに該当しますが、代表的な作品としては『アラド戦記』、『ファンタシースターオンライン』、『モンスターハンター』などがあります。